ココロ
Youtubeで国会を見る。今、私が密かにフィリピンで楽しみにしている趣味である。仕事をする”ふり”だけはサラリーマン時代より、体得してきた。
「森友学園問題」のみならず、「加計学園問題」でも質問されている安倍総理大臣、ここに来て一気に疑惑が噴出した様子だ。
稲田防衛大臣に関しては、森友学園側の顧問弁護士をしていたとか、していないとか、偽証疑惑も浮上し、議会は紛糾。
さらに、スーダンからの自衛隊撤退をこのタイミングで政府は決めたようだ。これを、森友問題隠しと指摘する声もあるようだ。
以上が、私のネット情報駆使したフィリピンからの日本政情観察結果である。(すみません、所詮この程度です。)
外から見た日本の情勢。
私の主観満載で考えると、”政府はその国民の鏡”です。
”権力者”と言うと、物凄い強そうですが、”権利者”が必要以上の権利を求めるという事ではないでしょうか。「何とか会議」の方も言っていた、「日本人が忘れてしまった、”公共へ付する姿勢”を思い出せ。」のように、実際それを口にしている方々が、自分の権利を異常に拡大し使用する。自己矛盾。
右でも左でも、皆んな須らく、我々の美徳を無視してしまった、美徳と言うと堅苦しいですが、倫理、モラル。そして、ココロ。
政治家は恣意的に法律を解釈するべきではないし、経営者は利益追求も大切だが従業員の家族を背負う覚悟も必要だ、より大きな責任を伴う。人は機械ではないので時には労いの言葉もかけるべきだし、何より経営者が得た利益を共有する姿勢がなければ、人はついてこない。
いかに、自分がお客様でも感情むき出しにぶつけて、相手を困らす事は、正当な”権利”だとしてもみっともない。
電車が遅れたのを、運転手さんに詰め寄る。アルバイトを罵る。障害者を馬鹿にする。原発被害の被害者は、まだまだ以前の生活に戻れていないのに、子供同士で虐める。生活保護受給者を税金泥棒と呼ぶ。韓国の方、中国の方を国籍で非難する。
色々な事象に、色々な状況があるはずなのに、背景知らぬままカテゴライズして誹謗中傷を繰り返す。他人の感情は無視する。慮る事を忘れる人。思慮浅い人が増えたのかな?自分の事で頭いっぱいで他人はどうでも良いのかな?自分が儲かれば、得をすればそれで良いのかな?
「強きをくじき、弱気を助ける」日本のヒーローはこういう人間だった。
「起きて半畳、寝て一畳、天下を取っても二合半」天下の将軍も質素な生活。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」
近江商人は売り手、買い手のみならず、商売が地域社会に貢献しなければならないとしていたようですね。