フィリピン ハゲ ちゃびん日記

フィリピーナと結婚し、1女を設けてしまい。フィリピンに滞在すること事を決意。既に、数年を経過。。。フィリピンから見た日本そして、日本人から見たフィリピン。何が正しく、何が間違いなのか、混沌する世界をさておき、ひたすらに、文化の違いに悪戦苦闘する日々を綴る

サラリーマンをやめる理由

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日本って凄いね。みんな時間を守るし、将来のため、少なからずも貯金するのは普通。それぞれ、個々の人たちがみんなしっかりしている。

 

だからこそ、外国人は日本人を信用する。

日本のパスポートの信頼性は世界一。

 

でも。。。

だからこそ、疲れちゃう。日本でサラリーマンしていた時は、「明日やろうは馬鹿野郎」「今、やらなければ、明日競合他社がやるだろう」「お客様を待たせるわけにいかない」「顧客の思いを汲み取れ」「感じろ、言われる前に動け」。。。

 

営業マンの啓蒙本を読みあさり、より効率的な時間の使い方を模索する。

みんな真面目です。だから、疲れちゃう。

 

私がサラリーマンを辞めたきっかけ。

 

ある先輩の一言、「結局、自分が居心地良いところが一番良いよ。」

この一言でした、フッと肩から力が抜け、「そうだよな」と腑に落ちた瞬間でした。結局は良くも悪くも、日本人は外からの目を意識する、それがサービス産業にとっては他国では類まれな高サービス社会を生んだ「お客様目線」や「顧客満足度調査」。

時間通りに動く交通機関も、顧客の痒い所に手が届くスペシャルサービスも、結局は日本人の勤勉さの土台無しには語れない。

 

それは全て、他人の目を意識する事で生まれる、日本独特の「村八分への恐怖」「普通ではなくなる事への恐怖」「長いものに巻かれる安心感」

だからこそ、みんな同じ物差しで測ろうとする、誰かと比べる。年齢別の平均年収を見て一喜一憂する。

みんながみんな、そんな感じだから、人によっては辛くなってしまう。疲れてしまう。たまたま、「今」の時代に合っている人には良いかもしれないが、当然100人いれば100通りの人生観、価値観があって良いと思う、だから、合ってなくても良いのである。

 

そんな時、私からのアドバイスは「道から外れてしまえばい良い」である。他人が何と言おうと、親や親戚が何と言おうと、自分の居心地の良い所へ逃げ込んでしまいなさい。苦しむ必要などないし、つらい事を続ける必要などない。

たった一度の人生なんだから、少しくらい努力を、というなら、私は「たった一度の人生なのだから、好きなように生きた方が良いよ」とアドバイスする。

 

私も同僚から言わせれば、逃げたのだろう。

しかし、何にも後悔はないし、今の方が良いと思っている。

ただ、勇気を持って好きな事をやり続ける事だ。注意点は他人に迷惑をかけない。

ただ、その一点である。