どうしたんだ?日本人
最近政治的な話ばかりで、大変申し訳ございません。
しかし、なぜでしょう。。。日本にいる時は、日本の文化等、気にも止めなかったものが海外に暮らしてしまうと、なぜかそこに寄りかかってしまう。
これは、海外に住んでいる人程、保守的で”日本文化”に繊細に反応してしまう、海外あるある。反応過敏というべきだろうか、悪い言い方をすれば、「自分の寄り何処」として心の中で、依存してしまうのかもしれない。
そんな、元来保守的な思想信条であった筈なのに、現在の日本保守に違和感を感じ始め、暫く経ってしまった。
元々、憲法は変えても良いと思っていた、最小限度の軍隊は持っても良いと思っていた、将来的には自国の軍隊を持ち、アメリカ基地依存は無くすべきだとも思っていた。
しかし、全ての外交案件はアメリカの動きに左右され、電力会社の強い経済基盤の前では原発の議論も正確にできない、日本のシステムは正直で正確だと思っていたが、恣意的で利己的になってしまった。助け合いの精神が日本の心、だと思っていたが、今や「パヨク」「ネトウヨ」だと、すぐに人を誹謗中傷する。そして、韓国人というと、悪口になった。
どうしてしまったのか?日本人。
待機児童や子供貧困、奨学金問題。そして、高齢化による社会保障の問題と労働人口減少化の問題。経済成長への不信。数々の命題が残る中、共謀罪、新安全保障、秘密保護法、国の根幹を揺さぶる大きな案件が次々に決定していく、圧倒的な支持を受けて。これは、まさに革新的な出来事です。(保守的な出来事ではなく、改悪の意味)
私は従前にも記述したが、元来保守的です。日本の文化や慣習を守り、より良い日本の未来を見ていたいのです。それは、戦争の準備することではありません。互いの信頼を分断することではありません。どんなに厳しい未来が予測されようと、互いに知性や技術で平和的に乗り越えていく民族像です。人殺しや、詐欺的手法ではなく、日本的な善意で満ちていたい。
保守は戦前回帰の復古主義というものと混同してしまっております。是非、伝えたい。確実に言えることは、現在世界に蔓延するムーブメントは保守主義ではありません、あれは「ファシズム」です。第2次世界大戦前に世界に広がった「ファシズム」です、それは良い悪いではないのです。自由な経済活動を求めていった現代社会が、反平等性が生じ、結果管理される事、管理する事を望み、反動のムーブメントとして「ファシズム」的な思想が伝播していく。
今、人類に求められているのは、この新自由主義の揺り戻しから、新たに創造される価値観の探求であり、このムーブメントを利用している復古主義活動への参加ではありません。