フィリピン ハゲ ちゃびん日記

フィリピーナと結婚し、1女を設けてしまい。フィリピンに滞在すること事を決意。既に、数年を経過。。。フィリピンから見た日本そして、日本人から見たフィリピン。何が正しく、何が間違いなのか、混沌する世界をさておき、ひたすらに、文化の違いに悪戦苦闘する日々を綴る

若者とオッさんとアジアと中国

 

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対中国戦略の失敗。特に家電メーカーの中国戦略は最初から間違っている。中国企業との合弁を嫌がったため、ハイアール、長虹、康佳、TCLなどの家電産業の勃興を許し、中国企業とともに成長していく機会を失ってしまった。

 

diamond.jp

 

上記は少し以前の記事になりますが、今年の3月にてダイヤモンドオンラインで掲載された記事の一文より、抜粋しております。
まさに、私が言いたい事が、この一文に集約されているような気がしています。筆者様の意図と違うところにあれば、大変申し訳ございませんが、私が反中嫌韓という差別的思想が背景にあるのは、日本アジア一強時代の郷愁から抜け出せず、「日本凄い」思想が、今の中高年に色濃く残り、また、反動から台頭する中国への恐怖心を別の表現方法で、示した現実逃避の一種。と勝手に推測しています。

私が言いたいのは、反中であろうと、嫌韓であろうと一向に個人的に構わないのですが、(自分の行動範囲に関わる事がない限り、どのような考え方、思想をお持ちであろうとであろうと気にしません。)この現実逃避の一種である、差別思想により、どれだけ機会損失が生まれ、経済的に遅れをとったか、また、巨大日本企業の間違った選択により、どれだけの労働者が貧しくなってしまったのか、経営判断の稚拙さです。これを、どこの方が「日本人凄い」とおっしゃているのか疑問しか感じません。個人的な思想を語る事を否定しませんし、好きに、大いに喋り合えば良いかと思います、しかし、結果的には多くの機会損失をし、「いづれ中国経済は破綻」「中国企業は信用できない」というエセ経済知識人反中派は、それを市場分析から私情分析へ変換し、間違った方向へ導いた罪は、日本巨大企業経営者含め、大きいと思うのです。未来への責任感の欠如、反知性主義極めりといった感じでしょうか。

 

いづれにしても、中国は今や全ての問題は中国抜きでは解決できず、我々のような小さなフィリピン企業でも中国市場は最も重要なマーケットとなりつつあるのです。もっと、分かり易く言えば、中国ではネットがまだ解禁されていません。FacebookTwitterは使えず、中国独自のソーシャルメディアを使用する他ないのですが、日本では「中国包囲網」等という間違った政策が行われましたが、今や当社ではWeiboやQQという中国のソーシャルメディアを使い、包囲するどころか、悪評高い規制されたネット環境に何とか入り込もうと躍起です。

分かりますでしょうか、良いとか悪いとか問題ではなく、素直に彼らはパワーがあり、13億以上の市場があり、貧富の差はあるものの、確実に個々彼らは賃金が上がっており、市場として今一番魅力的な人達なのです。これは、ずっと以前より予測されており、上記文章にあるように、中国企業を「リスペクト」し合弁企業として日本企業が走り始めていたら、全く違った現在が日本にあったでしょう。現実に、そのチャンスが日系企業にあったのです。私は、この事に関しては、日本を思うからこそ、悔しくてたまらないのです。

そして、ただただ、差別思想を掲げ、間違った方向へ導く、つまり結果不利益な未来へ導く方こそ、日本へ対する裏切りだと思うのです。それを、愛国者とおっしゃる。長期的な視点に立ち、結果的に将来へ、我々の子供達へ、より明るい未来へと繋ぐ事が愛国者の考え方であるべきではないでしょうか?

是非、この若者の文章を読んで頂きたいです。個人的には感動するとともに、一人のオッさんとして、是非拡散したいと思いました。

gendai.ismedia.jp

非効率のススメ

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https://mainichi.jp/articles/20171127/dde/012/070/003000c
(毎日新聞より)

高学歴やプロフェッショナルな外国人が「働きたい国」に選ぶ順位で、日本はアジア11カ国中ビリ、世界の63カ国の中でも51位、という、がっかりな結果が出た。

 

と始まる記事を見ました。確かに、日々刻一刻と成長していくアジアの中で、日本は何か立ち止まったまま、何の解決策も見出せず、呆然と滑り落ちていくような感覚に陥りそうになります。前記事でも書きましたが、同じ土俵で、勝負していても意味がないのです。(勝ち目はないのです。)

 発想は全く変えていかなければ、ならないと個人的には思います。むしろ、旧然として得意分野である効率化や、トヨタイズムに代表される、徹底的なムダを排除した生産システムは日本ではなく、アジア各国が必要としているマネージメントシステムであり、今後日本を考えた時には、私は全く逆だと思っています。

日本は80%が内需で支えられた経済だと言われ、現在の低成長社会も労働者の賃金が低下したことによる、市場の収縮が日本経済への大きな打撃となった結果と言われることが昨今の通説です。

前記事では、フィリピン側から見た視点で、「日本こうすれば良いのにな〜」という個人的感想を羅列致しましたが、では日本で日本市場を相手にしている方々は黙って、グロバリゼーションに抗う事なく、没していく事しかないのでしょうか?

 

私はそうは思いません。

今、日本は、少なくてもフィリピンと比較すれば、極限まで効率化された、極端に合理性を追求した世界と言えます。それは、まるでボクサーのように体脂肪を絞り込み、下手したら死を覚悟しなければならないほど、このシワ寄せは末端で働く、各産業の現場の人間に行くのです。それは1〜2次産業のみならず、サービス産業にも起きて数年が経ってしまっているのです。フィリピンではマクドナルドのレジに各2名立っているのですが、それでも間違えが起きます。が日本では下手すれば、2台のレジに一人で対応するオペレーションが普通に見受けられます。(何と、献身的な労働者なのでしょう。)とても、小さな事象ですが、単純に言えばそういう事です。それでも、採算が合わないとなってしまっています。

分かりやすく、言うとそういう事なのです。今、効率的なマネージメントを欲しているのは、現在乗りに乗っているアジア諸国で、日本のように研ぎ澄まされたボクサー体型の方に、鞭打ってダイエットをする事を強要してしまえば、結果的に弱くなるだけです。そこで戦っても、勝ち目はないですし、もうそこは日本の土俵ではない事を自覚しなければいけません。元々の体脂肪率(余力)が違います。

だからこそ、前記事では、日本企業の経営陣の怠慢が、現在の日本の低成長を原因だと言い切ってしまいました。(色々とご意見はあるかと思いますが。。。)

例えば、友人に日本の包丁をメキシコで販売している方がいます、私が尊敬する人物の一人ですが、かれは砥石で和包丁を研ぎ、お客さんの持ってきた包丁も研いであげます。最初は番手の少ない砥石から始まり、仕上がりに近づくにつれ、番手をあげていきます。最後は、京都でしか取れない天然砥石(何万円もするらしいです、そして日本でしか取れないとは、素材がない意味ではなく、他国では探していないの意味です。)でまるで鏡面のように仕上げてあげるそうです。今や、もっと便利なものは沢山あるし、安くて性能の良い通販で売っているような包丁は沢山あるのでしょう。それでも、あえて高価な和包丁を買い、メンテナンスをしに彼の店にやってくるのです。

効率とは逆の、物に纏わる「物語」を売るのです。Story[物語]、が全ての商品や、経験(サービス産業の場合)に付随する背景を売るのです。こんな人達が、こんな材料を使い、こんな場所で、あんな物が出来上がったり、それが新たな価値を産み、新たな市場を作るのです。それを説明するには、「こんな人達」をブランディングしなければいけません、「こんな材料」は素晴らしいです、「こんな場所」は非常に意味や意義が伴い、「あんな物」は一見同じ物でも、まるで違う価値を産むのです。

つまり、今、多くの日本の企業がやっている事は真逆です、今まで見えなかった部分の背景にお金をかけ、そこを見えるようにプロモーションしていくという事です、今の一般的な会社の考える効率化の逆です。

私自身、タカタのエアーバックや、無資格者の点検等の数々の大企業の失態の全ての原因はここにあると思うのです、無理やりボクサーにダイエットを強要する行為です。今は、彼らがさらに強くなれるよう、設備投資(人的にも)をするべき時なのです。価格とは違う、新たな価値の創出、それができない大企業は、今後も、勝ち目の無い戦いを繰り返し、人を不幸にし、失態を犯し続けるのでしょう。

フィリピンから日本を考える

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ふとした瞬間にいつも、考える事は、日本の将来です。
フィリピンに住んで、家族もフィリピンに住んでいても、やはり日本が気がかりになるのです。不思議な事ですが、本当です。やはり、アイデンティティーとは損得や利害を超えたところにある自分の帰属意識の根本だな、と日々感じてしまいます。

日本は世界でも類をみない程の低成長率で、中国には既に抜かれ、すぐにインドに追い越されると言われています。一人当たりの生産性は先進国でも低い部類です。

 

なぜ、なのでしょう。
実は、アジアに出てみると、これに対する答えはすぐに見つかります。日本の中にいると中々、わかりづらいと思いますが、非常に単純な構造です。

1、アジアや中国製品、性能の軽視。
今や、携帯、パソコン等の日本が得意とした電化製品分野は中国製品に取って代わられ、韓国のSomsongが唯一頑張っているという状況でしょうか。もう、安くて、日本製品と同性能商品が溢れかえっています。特に、中国製品の性能は昨今、全く日本製と遜色ないレベル(素人目に見て)まで上がり、されに安い為、もう現在では、日本製との差別化は難しくなっています。これは、将来的には車でもそうでしょう。韓国車、Hundai, Kiaという韓国メーカーのみならず、TATAというインドメーカーも台頭しつつあります。

2、発展途上国との貨幣レートの差は、もう使えない。
以前は、日本の工場が発展途上アジア諸国にあり、日本企業の本部が日本にあり、技術管理をしていたのが、もうアジア諸国が独自に製品を開発、生産できる状況になってしまいつつある事です。特に、中国は物凄いスピードで追いつき、追い越し、既に全て揃っています。他アジア諸国でも時間的な差はあれど、大きな流れは変化しないでしょう。以前、中国経済をバカにしていた方々は、反中という感情論で経済を大きく読み違えた事でしょう、また、だからこそ今の日本があるのかもしれません。

 

3、労働分配率は上がらない。
中国や他アジア製品と戦い続けている以上、労働分配率も、生産性も上がりません。彼らはもっと安い人件費でより効率的(開発費等も最初は模倣でしょう。)に多くの同等品を生産するわけですから、ジェネリック薬品と開発費用混みの新規商品を戦わせても、金額的に勝ち目はないでしょう。日本企業は対策として、最もやりやすい人件費を削り取る事以外に、何もやってこなかった、と言い切っても良いでしょう。これは、明らかに企業経営の新規商品の創造、新規マーケットの創造という、先進国がやるべきトップランナーとしての経営を行って来なかったという事が言えます。(勿論、全ての企業はそうでないにしろ、大概は既存の効率化のみで、新たな付加価値の創造をしなかった結果、長期的視野に立った経営がなかった結果)そして結果として、労働者への賃金を圧迫し、日本市場迄も大きな打撃を受けているのです。悪循環です。


まとめると:
結局はグローバリゼーションの波は否応無く、刻一刻と世界を覆い、昨今の、労働者移民を受け入れる、受け入れないという議論は全く遅く、既に低賃金での労働者というアジア諸国の民が単純労働者というのみならず、自立生産もできるようになり、彼らの製品という形で、今、日本の競合として眼前にあるという事実です。


では、どうすれば良いのか?:
上記を書いていくと、もうそれは亡国の流れは抗えないような、そんな憂鬱な気分になるかもしれません。しかし、私は、そうは思いませんし、思いたくないのです、きっとこれがアイデンティティーを根源とする、思いです。

 私の考えは、日本の政府が取り組んでいるような、観光産業のインバウンドでもなければ、軍需産業原発産業の大型輸出産業でもありません。我々は、まだまだ発展途上国には無い、たくさんの、細かな「ノウハウ」を持っているのです、個人でも企業でもです。それを海外へ輸出するのです、ハードではなくソフトを、例えば「スタッフ管理マネージメント」「生産工程マネージメント」まだまだ、日本は細かな部分では世界一なのです。我々は、なぜ「モノづくり日本」として世界を席巻できたか、それは個々の高い職業人としてのスキルです、そして、新人から達人まで育て上げる企業内教育や、その管理システムの質の高さ、です。それは”日本人だから”と奢らず、それを伝える事(時には各国の慣習にカスタマイズし)で、アジア諸国に貢献し、それが製品価値に付加できるはずです。それは営業職一つとってもなのです、名刺の渡し方、書類送る際の印刷しやすいように送る、請求書の見た目や、顧客案内文の見た目、とても単純で日本人はそんな事と思うかもしれませんが、私の日々の仕事はそんな事をいちいち目配せしてあげる事です。日本人が気付かなくてはいけない事は、日本製品の性能向上ではありません(すぐに模倣し追いつきます。)。それは、製品が届くまで、どのような管理で工程で顧客に届いたのか、そのプロセスを日本化する事でブランド価値を創造できる、そんな可能性を秘めた、素晴らしい緻密さなのです。

日本人はもっと、外に、アジアに出ていくべきです。それは、対等な立場でパートナーシップとして彼らの産業発展に寄与し、そして将来、必ずや日本に寄与するはずです。

あるブログを読んで感じる事(フィリピン人はなぜ働かないか?)

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ある人のブログを読んだ。
「フィリピン人はなぜ働かないか?」という表題で、フィリピンにいる人間として興味を持って読んでいた。そこに書いてある事を要約すると。。。
1、気温。
2、スペイン占領。
3、働かなくても何とかなる。

という事であったが。。。全く賛同しないわけではないですが、少しフィリピン人を見下した感じがして非常な違和感を感じてしまいました。
(少し、フィリピンの人に肩入れしすぎですかね。。。)

1、気温について
確かに、フィリピンは年中夏ですから、冬の支度という習慣がないため、貯金や先の事を考えて行動する事は確かに得意では無いと思います。でも、これは直接的に働かない理由にならないと思っているのです。計画性のなさや、長期的視野に立った行動は確かに苦手かもしれませんが、レジに長蛇の列になる理由の直接的な理由ではないかなと思うのです。むしろ、フィリピンの労働者環境を知らないのでは?と思ってしまいます。

確かに、仕事に対するモチベーションは低いですが、なぜでしょうか?まず、給料が安いです。レジ打ちでもたぶん給料は4,000PHP~8,000PHP/月程度。(1PHP/2.3円程度)
しかも、6ヶ月間は試用期間で最低賃金以下(350PHP/日)で働かす事が可能で、大抵は6ヶ月以内に人は変わります。フィリピンでは人は使い捨てです。日本の派遣労働者よりずっとひどい環境で仕事をしているのが圧倒的多数なのです。職業の保証などどこにもなく、レギュラーworkerになれるのは一握りです。(大卒でもです。)
但し、レギュラーworkerになった途端、労働者保護法の元に置かれるため、色々と企業側の責任、また簡単に首にできなくなってきます。そのため、企業側は6ヶ月周期、場合によっては3ヶ月周期で人を変えていくんです。特にレジや販売員、レストランスタッフ等がその典型です。(特にショッピングモール販売員のスタッフその類です。)

2、スペイン占領
占領された歴史が長いので、自分たちで判断する事、政治の成熟度が低い。またカトリック文化に関しても「神様一番」の心情を原因にする文章もありましたが、そのあたりは賛同します。しかし、本当にそれだけなんでしょうか?では日本は?政治の成熟度が高いですか?私は決してそうは思いません。
彼らはデモをしますし、それに対して変な言い方はしません。以前に職場の近くでデモがあり、スタッフに「あれ、なにやってんの?」聞いた時、「デモだよ、フィリピンは民主主義だからね。あれ、確か日本は違ったよね。」と言われた事があります。彼らの方が、よっぽど民主主義とはなんたるかを知っています。
アメリカ植民地から独立の際、彼らはアメリカが独立後も基地を置くのを反対しました。そのため、現在アメリカはフィリピン政府の要請がない限りは軍隊をフィリピン国内に置けない状況で、これはフィリピン憲法に明記されています。さて日本は?

 

3、働かなくても何とかなる。とは?ローカルの生活をしていれば1日150円程度で済むそうです。食事が40ペソ*2食、そして水は1ペソ、パンは5ペソ、その通りでしょ。でもね、、、バカにしてるんですかフィリピン人を?と思ってしまいます。
日本も同じでしょうが、今やモバイルがなければ仕事も探せません、いくらですかスマートフォンは?家賃はかからないのですか?電気代に至っては日本と同じ値段ですよ?
学費は?医療費は?。。。フィリピンの田舎に篭って、世捨て人のように生きていくのであれば通用します。それをフィリピンの子供達にいうのですか?「安く暮らせていいな」って。。。正直、またイラっとしてきました。
フィリピンを分かったかのようにお書きになっているブログですが、正直何も分かっていないのか、分かっているけど、フィリピンの将来や子供達の未来のような事はどうでも良いと思っているのか、どちらかでしょう。

筆者が、日本とフィリピンのギャップを思い、彼らは働かない人達と言って終わらせるのなら物事の表面しか見ていないとしか言えないです。働いても余りメリットがないのですよ。同じ人間はそんなにバカではないです。
私も気をつけないければな、と思ったのであしからず。

フィリピンテロリスト鎮圧(ラナオ市〜マラウェイ市〜イリガン市)

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毎月、奥さんの実家に帰る中で、先日の週末はちょっとしたお祭り騒ぎでした。テレビもマラウェイ市に黙祷を捧げ、犠牲者の冥福を祈る的な番組が放送され、まあ、色々と破壊されましたが、何とかフィリピン政府側が完全鎮圧に至ったという事です。

道路はガタガタ、まだまだ至る所でチェックポイントはありましたが、平穏を取り戻した。と言って良いと思います。(とにかく良かったです。観光業に影響ありますから)

奥さんの実家のラナオ市から、マラウェイを横目にイリガン迄行くバスがあるのですが、その本数も紛争中よりずっと増加し、以前の本数に戻っているように思いましたし、何よりバスにギュウギュウに人が集まる姿は、以前の活気が蘇り良かったです。

そのおかげでイリガン市(マラウエィに一番近い大都市?中都市。)求人ラッシュで、なぜか奥さん迄応募して、夫婦ゲンカという珍騒動。働きたくて、お誘いがあったのはわかりますがセブにいるのになぜイリガン?何事も計画性がなく、行き当たりばったり。。。まあ、何れにしてもイリガン市に求人が増えている事は、人が戻っている証拠で、これからはミンダナオ本当に面白いと思います。

実際、私はタガログエリア(ルソン島周辺)は詳しくないのですが、ビサヤ地区(セブ以南ミンダナオ含む)については長く滞在しているため、詳しいです。ほとんど食品関係はミンダナオよりやってきて、土壌も良いそうです。現地の人は「リッチランド」と言っていました。最近ではエビの養殖も行っており、中国人の投資家連中の中で、結構流行っているみたいです。

 

わかった事1
テロリストグループは鎮圧された際も、大量の紙幣(キャッシュ)を持っていました。
基本、ムスリムエリアの人々はお金持ちは少ないです。(例外はあります、ディマプロ家はムスリムですがお金持ちです、市長やってたり、大使をやっていたりします。以前話したフィリピンの縁故主義)勿論、カトリック系庶民がお金持ちかというと、そうでもありません。結局は華僑の子孫(Chinoi)もしくはスパニッシュ系(弊社オーナー)というどちらかに分類されるお金持ちが殆どのようです。ですが、ムスリムエリアに行くと比較的裕福ではない、貧しい家庭が多いように思います。また、学校も基本カトリックの為、ムスリムは小さい子供時から、道端で商売をしていたりします。でも、、、テロリストグループは大きなお金を持っていました。

 

わかった事2
マラウエィ市長は殺されましたが、噂によると彼が内通者で、テロリストの手引きを行ったと言われております。また、今回の流れと関係あるかどうかはわかりませんが、オザミス市長も薬物売買の疑いで殺されております。オザミス市は港も空港もあり、彼はカトリックですが、彼も関わっていたのでは?と邪推しております。(私見です。)ドテルテ大統領は彼が最初に発砲したという報告を行っておりますが、現地では誰も信じておりません。ちなみに、奥さん、子供も皆殺しです。フィリピンっぽいですね。

 

いずれにしても、ミンダナオ西部のムスリムエリア周辺は今後、本当に面白いと思います。セブ島ミンダナオ島の間のボホール島はリゾートエリアとして目下注目の的で、現在国際空港建設中ですし、そのすぐ下がミンダナオ西部になります。セブ島からも近く、何よりも、マニラと比較しても、まだまだ人件費が格段にやすい。(フィリピンは現在地域格差もすごいです。)正直、私見、たっぷりで恐縮ですが、人は本当に良い。マニラやセブの大都市圏では、外国人を見ればお金をふんだくろうという輩(やから)が山のようにおりますが、逆に都市化されてないエリアは、まだまだ人間が素朴で、嘘をつかない。それに、ミンダナオの田舎の方が、都市部より、食事に困らない。南国特有で、バナナは庭に生えているし、お米は下手したら3毛作ぐらいできるんではないかというくらい、食べ物は安いので、お金に対する執着(ありますが。。。)都市部の人よりは薄い気がします。実際、ココナッツオイル等はそこから原材料はきます。個人的には治安リスクがなければ、非常に面白いこれからのエリアだな、と思っていますので、今回の無事鎮圧は家族共々、胸をなで下ろしております。

 

ちなみに、奥さんの誕生日は急いで、ピアスを購入し済ませて事なきを得ました。

 

やばいっす。。。

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今日、奥さんの誕生日です。


また、やってしまいました。完全に忘れておりました、先ほどメッセージがありました。どうすればよいですか。。。本当に焦っております。

こういった類の、記念日系は過去の人生振り返っても、ことごとく忘れる傾向にあります、もうこれは私の致命的なダメなところです。問題は起こしたくない、心から思っております。できる事なら、スマートに人生を生きたい。なんで、こんな事を繰り返すのか?手帳に記入していないから、意識が低いから、興味が無いから、ご指摘通りです。心の奥底に流れる、365日の内の1日、クライアントとの打ち合わせの方が大切。この穿った気持ちがいけない、その通りです。人間は変わらない生き物です。いくら頭で一度理解したつもりでも、繰り返す、私は現在、薬物依存、アルコール依存者と同様の悩み、そしてご指摘を頂いている事は重々承知でございます。

 

しかし、またやってしまった。日本人の彼女でも烈火の如く、キレる場面です。ましてや、そんな記念日の為に生きているようなフィリピン人奥さんであれば、想像を絶するような問題を引き起こしかね無いのです。「なぜ、それを分かってて?」本当です。

私は、今深く反省をし、途方にくれたフりをしています。今、私には解決策は、見当たりません。(普通に朝事務所に入り、アポイントもあり、帰りは遅くなるようです。)


メッセージがまた入りました。「You don't love me I know that...」

 

はい、来ました。このこれからの1連の「クダリ」はどれだけの時間を費やし、信頼関係を修復すれば良いのでしょう、正直怖いです。もう、面倒だと言って逃避したいところですが、奥さんは大事です。そこらへんのキャバ嬢とは違います、丁寧に接し誤解を解き、一語一語、丁寧に間違いが無いよう、誤解の無いよう、最大限の集中力で言葉を選択し、伝え無いとなりません。しかし、既に3年目、ことごとく忘れてきた記念日、私には今、説得力は皆無です、全て言い訳に聞こえます。。。

 

こういう時は、スタッフに聞くのが一番です。今まで、私だってそれなりに彼らのお世話を頑張ってきたのですから、こういう時くらい助けてくれても良いでしょう。

 

「I forgot my wife birthday. It's today.I recognise it now, But I didn't prepare anything」

「Really?... why!! ブラブラブラ、、、、、、」

 

はい、これは私の人柄でしょうか。私は上司であるにも関わらず、スタッフより厳しい指摘を稀に受けます。

今回も、藪蛇でしたね。

奥さんにのみならず、スタッフに怒られる。

はあ、、、周囲は敵ばかり。誰か、助けてください。。。


まるでお母さんから叱られる小学生のように「宿題やったの!!」

 

「分かってるよ! やろうと思ってたんだよ。
そんな言い方ないだろ。やる気なくなるわ」

 

と言いたいのです。40の中年ですが。。。

久しぶりの中で。

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奥さんが水疱瘡にかかる。治療費18,000PHP CDU ( Cebu Docter University )へ向かった結果、1錠360PHPの錠剤を50錠程買うハメになった。日本円にして43,200円。病院に行く度に思う。医療制度は日本が良い。フィリピンじゃ人が死ぬわけだ。病院には行けない。。。。そして3週間後、奥さんが完治したと思ったら、娘に伝染、、、現在水疱瘡中です。治療費、、、、子供用のお薬で若干安かったが、15,000PHPのお薬代金を請求される。日本円にして約36,000円程度。合計10万円弱の出費。私はなんとか払うことはできましたが。。。

結局お金なんてものは、庶民には縁遠いというか、誰かが配布するクーポン券のようなもので貯まらないようにできているし、貯まるように出来たいたら、ヨクヨク考えれば社会は回らないよな。と考えたりもします。

 

それでは、どうしたら良いのでしょうかね。分かりません。何せ、私が貧乏な庶民ですから、その答えが出た時には、もう少し朗らかに、病院費用を支払っていることでしょう。実際は、「あ〜あ。。。涙」といった心境です。しょうがないし、良くなってくれる事を祈るばかりです。

 

やはり、日本の医療制度は素晴らしい。つくづく実感するし、だからこそ高齢化社会では回らない、という事が体感的にわかる。でも、フィリピンの医療制度が素晴らしくない事も100%断言できるし、基本アメリカの医療制度と一緒なんですが、病院行く事が贅沢の極みみたいになる、特にローカルの人間にとっては1大イベントになってしまう、そりゃ1ヶ月〜3ヶ月分の給料が飛ぶわけですから、海外旅行へ行くような感覚と一緒でしょう。そしてまた、医者のお給料もさほど高くない。では誰が儲けるか?勿論、投資家やOwnerと呼ばれる人々で、彼らは別に医療の専門家でもなんでもない(但し、知識はあるでしょう。)そりゃ、高額の医療機器を揃え、その投資分の回収する事を考えれば、そんな金額になります。フィリピンではJICAの元幹部職員が設立した、フィリピンの病院も最近できたけれど、、、高額で外国人しか行けない。

なぜ?そんな病院をJICAが?これは、憶測ですが完全に技能実習制度を見越した動きで、日本の法規上は「技能実習」はあくまで技術移転で、就労とは異なるため、帰国後の日本で磨いた技術を現地に持って帰る場所が必要になってくる。そ、、、そのための病院設立です。(介護人員や看護師の外国人化)

 

まあ、頭の良い人たちはいっぱいいて、色々と考えるものです。但し、フィリピンにいると色々と見えてくる事がいっぱいある。世界は決して優しくない。貧困対策と謳っている、その背後でしっかり儲ける人たちがいる。結果、貧困は残るし、もっと言えば貧困がなくなったら、日本はやっていけない。彼らの、安い賃金の対価として、我々の現在の生活が成り立っている事も、事実。

JICAが全て悪いとは言っていない、末端の職員の方々やボランティアの方々は真剣に、フィリピンの「ド」田舎へ行って、必死で現地貢献を考えている。但し、その組織を動かす人々は、いかにその活動から利益を創出するかを考える、至って当然の事をみんなやっている。それは、結果的にマクロで考えれば、決して人に優しくないし、貧困の維持継続となる。簡潔に考えれば至極簡単で、投資した分の収益(年率)を考えて商売すれば、経済成長分以上の収益が欲しくなる、それは労働賃金上昇よりも大きな収益となるわけで、単純に考えれば小学生でも分かる算数で、格差は広がるのです。